たつやの書評ブログ

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眠れなくなるほど面白い社会心理学

どうもこんにちは竜也です。

今回は「眠れなくなるほど面白い社会心理学の要点を要約、レビューしていきます。

ではいきましょう!

 

 

 

本の大枠

まず社会心理学とは、社会の中での人々の心の動きや行動の法則を解き明かし、何故そう感じ、そう行動するのに至ったかを研究する学問です。簡単に言えば、社会での人の動きを解明する学問です。

この本は個人の心理から集団の心理、社会問題など幅広い分野を扱い、誰でもわかりやすいように絵を用いて説明してくれています

 

この本の良い点

眠れなくなるほど面白いというだけあって、読んだら止まらなくなるところがあります。社会心理学というと堅苦しいですが、主に身近にあるテーマを扱ってくれているのでわかりやすいです。また、集団心理について知れるので人に流されずらくなります

 

この本の悪い点

お試し版などで見ていただければわかるのですが、本の構造として右側にその現象についての文章、左にその絵を使っての解説となっています。そして、それが永遠と続きます。読みづらい訳ではないけど飽きやすい。全て読むのには多少根気が必要です。

 

私的に面白かったところ3選

・人が見て見ぬフリをするのはなぜか?

皆さん見て見ぬフリはしますか?

言い方を変えましょう。道端で人が倒れていたら助けますか?

多くの人は助けると答えるでしょう。

しかし、多くの人が見て見ぬフリをしまう状況があります。それは、多くの目撃者がいる場合です。これを傍観者効果と言います。

傍観者効果を確かめるために行った実験で傍観者実験というのがあります。ある学生を2人、3人、6人グループに分け、遠隔でグループ討論をしてもらい、討論中に一人が発作を起こして助けを求めてきたら、他の被験者は研究者に報告するのかという実験です。その結果は傍観者効果を裏付けるもので、2人グループは全員が3分以内に発作を起こしたと報告したのに対し、6人の場合4分経っても60%の人しか報告しなかったのです。

つまり、人は多くの他者がいる時ほど援助行動を起こしずらいという事が証明されたのです。

 

・ゲームや漫画は犯罪に影響する?

これもまた身近で面白いテーマですね。よく攻撃的なアニメやゲームは子供に悪影響を与えるみたいの聞きませんか?それに関連した面白い実験があります。

まず、人は何かを学ぶ際直接的な経験で学習するケースと、他人の行動を見て学習するケースがあります。ゲームや漫画で学ぶのは後者であり、このような学習ケースを観察学習(モデリング)と呼びます。A・バンデューラらが行った実験で、3〜5歳の男女の子供を4つのグループに分け、グループA大人がビニール人形を攻撃する様子、Bその映像、Cテレビアニメのネコがビニール人形を攻撃する映像を見せて、Dは何も見せませんでした。その後子供たちをお気に入りのおもちゃのある部屋で遊ばせた後、それを取り上げてビニール人形や他のおもちゃがある部屋へ連れて行くと、A〜Cの子供はDの子供よりビニール人形を攻撃することが多かったのです。つまり攻撃的な映像を見た子供は攻撃性が強まるということが証明されました。また、女児より男児のほうが攻撃傾向が強いこともわかりました。

 

煽り運転をしやすい人の特徴

これはすごくタイムリーな話題ですね。社会問題にもなっています。結論から言うと、敵意帰属バイアスが強い人ほど、煽り運転をしやすいです。帰属バイアスとは、相手にされた行為を敵意や悪意によるものだと捉える傾向のことで、例えば電車の通勤ラッシュ時に人とぶつかったとき敵意帰属バイアスの弱い人は自分の不注意もある、混んでいるから仕方ないと思い、強い人はわざとぶつかってきたと考えます。

この敵意帰属バイアスが強い人ほど、攻撃行動に出やすいという研究結果が出たのです。実際に行われた実験で、殺人、暴行、強盗といった犯罪で逮捕された青年を対象に、一般的には敵意がないと考えられる行動に対し彼らがどのくらい敵意を示すのかという調査を行うと、敵意帰属バイアスが強い青年ほど犯罪件数も多い事が分かったのです。このように敵意帰属性バイアスと攻撃行動には密接な関係があります。

 

いかがでしたでしょうか。

めっちゃ面白くないですか?

他にも渋谷ハロウィンはなぜ暴徒化した?や少数派が多数派の意見を変える方法は?など様々なテーマがあり、普通にためになったり話のネタに出来たりします。

興味ある方はぜひ読んでみてください。

 

 

こんな感じで、私は読者の皆さんに価値提供ができる本を紹介しています。

ぜひ読者登録、コメントの方お待ちしております。

 

ご愛読ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

筋トレは99%の問題を解決する。

どうもこんにちはたつやです!

今回はテストステロンさんの「超筋トレが最高のソリューションである 筋トレが人生を変える超科学的な理由」の要点を要約、レビューしていきますではいきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本の大枠

この本は、筋トレをすることのメリットを全て書いてくれています。大きく分ければ

・メンタル強化

アンチエイジング

・モテる

・仕事ができるようになる

・ダイエット

・病気予防

といったメリットを、深く説明してくれています。

また、現役スポーツ科学研究者の方と一緒に執筆されているので科学的根拠もしっかり提示してくれています。

 

この本のいいところ

確実に筋トレのモチベーションが上がる

これ読んで筋トレしたくならない人はいません。マジで。

 

科学的根拠がある

ただの体験談ではなく科学的根拠もしっかりと提示してくれるので納得できます。

 

読んでいて飽きない

絵を用いる、冗談を交えた対話形式、さらには漫画まで使っていてすごくわかりやい。読んでいて楽しいので、スッと頭に入ってきます。

 

この本の悪いところ

筋トレの仕方は書かれていない。

筋トレのおすすめメニューとかは書いてないです。あくまで筋トレのメリットを説明しているため、筋トレの具体的な方法が知りたい方は別の本を読んだほうが良いと思います。

 

 

私的な要点3選

正直書きたいことが多過ぎて書ききれないのですが、中でも印象に残ったことを3つ紹介します。

 

世界中の忙しいエグゼクティブ達は必ず筋トレを習慣化している。

世界で活躍するビジネスパーソンたちが貴重な時間を割いて筋トレを習慣化している事実は筋トレが果てしなく有意義である証拠です。

また、バーバード大学の研究で定期的なエクササイズは記憶力、集中力、頭脳明晰さに関わりの深い化学物質の分泌を助けることが証明されています。

世界のエリートたちが筋トレを習慣化しているという事実は心強いですよね。

 

 

 

 

ダイエットの目的によってやるべきエクササイズは変わる

①単に体重を減らしたい→有酸素or有酸素+筋トレ

体脂肪率、体脂肪量を減らし、かつウエストを引き締めたい→有酸素+筋トレ

③筋肥大→筋トレ

④筋肉をつけずに体重を減らしたい→有酸素

大体の人は有酸素+筋トレがベストでしょう。

また、筋肉をつけすぎてゴリラになりたくない。という人がいるかと思いますが、邪魔になるほどの筋肉をつけるのは相当難しいので心配ありません。

 

 

 

癌予防になる

週2回以上の筋トレしている人は癌に関する死亡率が30%低いことが明らかになっています。

ここでの肝は、有酸素運動を単体で行った場合死亡率は低下しなかったのです。

加えて、筋トレをしている人は若年死する確率が23%低下することもわかっています。

筋トレは長生きに繋がることの証明ですね。

 

 

 

 

いかがでしたか?

「筋トレがいいのはわかってるけどやる気が出ない」と言う人にはピッタリな一冊です。興味のある方は是非読んでみてください!

 

 

ご愛読ありがとうございました!!

 

 

 

本の読み方を知っていますか?

どうもこんにちは、たつやです!

今日はメンタリストDaigo著「知識を操る超読書術」を要約、忖度なしレビューしていきます。ではいきましょう!

 

※この本は実用本の読み方が中心に書かれています。小説などの読み方も多少はありますが、実用本をより理解したい人向けだと思います。

 

 

読みたいところから読んでください。

 

 

この本の目次と超簡単な要約

第1章読書にまつわる3つのフェイク

速読、多読、選書のウソと、科学的な正しい方法

 

第2章読書の質を高める3つの準備

読書の7割は準備で決まる。具体的な読書の準備の方法

 

第3章理解力と記憶力を高める5つの読み方

難しい本でも読み直さなくて良くなる具体的な読み方のテクニック

 

第4章知識を自在に操る3つのアウトプット

人に説明する時、説得力を上げる方法。

(3つのアウトプットとありますが、私は2つのアウトプットと1つのインプットだと思います。)

 

この本の良い点

この本のいいところは、正しい本の読み方を網羅的に書いている点です。

この本に書いていることを実践できれば、本は理解できるようになります。

 

あと、途中で読むのに飽きちゃうことありませんか?

そんな時の原因別の対処法なども書いてあるのでその都度見直せばモチベーション低下を防ぐことができます。

 

 

この本の悪い点

この本の悪いところは、情報量が多すぎる点です。

網羅的に書いてあるだけしょうがないのですが、私はどれから実践すればいいの?と思ってしまいました。自分ができるなってところだけ使えばいいと思います。

 

第1章をピックアップ

目次で気になった方も多いのではないでしょうか。速読、多読、選書のウソ

その中でも今回は速読のウソをピックアップして紹介しますね!

 

速読のウソ

誰しもが、「本を1冊1分で読めたらなぁ...」と考えたことがあるでしょう。

 

私もそうでした。読書好きな私からすれば、夢なような技術です。ですが、その夢はこの本に第1章から打ち砕かれました。。とてもがっかりしたのを今でも覚えています。

 

結論から言います。読むスピードを上げると、読んだ気になるだけで内容の理解度はむしろ下がる、と世界中の学者が証明しているらしいです。

 

なんてこった...ほんとうにがっかりですよね。

 

でも早く読める本ってありません?そこについてはどうなのDaigoさん。

 

Daigoさんは言っています。「早く読める本は、内容が簡単なだけ。」と。

簡単な本=すでに知っていること=読んでも意味ない。丸1日かけても読み切れないような本こそ真に自分のためになる本だ。と。

 

見事に全否定です。

さらにDaigoさんは追い打ちをかけてきます。

文章の読む速さは4分の3遺伝子で決まる。と。

ひどいですね。もう速読は諦めよう。と思いましたがここで科学的に正しい速読方法の登場です!

 

それは、スキミング=拾い読みです。文章を速く読むのではなく、読む箇所を減らす。

もちろん拾い読みということだけあってその本のすべてを理解するものではないです。

 

ただこの方法はあるメリットがあります。

それは、その本が読むべき本かを見分けられる点です。

 

これは結構すごいですよね!全部読まなくてもその本が自分に合う本なのかを見分けられるわけです。

また、自分の知りたい情報だけを知れるというメリットもあります。

 

 

では、そのスキミングの方法を具体的に紹介していきます!

 

 

スキミングの方法

①その本を読んで何を手に入れたいか考える。

手に入れたいことを明確にできれば、読む箇所は10分の1に減らせます。(本を読む前の準備は本書の第2章で詳しく書いてあります。)

 

②本の表紙をスキミング

本のタイトルは著者と出版社が知恵を絞って出した、本の内容を圧縮したものです。

タイトルとキャッチコピー、帯に書かれた紹介文をチェックすると、その本の伝えようとしているメインテーマをつかむことができます。

 

③目次をスキミング

目次には、本の構造や骨組みが書かれています。目次を拾い読みするだけで内容に対する理解度は上がります。

 

④気になった1つの章をスキミング

最後に自分の気になった章をスキミングします。第1章から読む必要はありません。気になったのなら、最後の章から読むのも全然アリです。

 

スキミングは難しい技術のように感じますが、是非読書初心者の人にこそやっていただきたい。初心者の人ほど全部読もうとしてしまうので、本を読むのに飽きてしまうのです。

 

 

拾い読みの仕方は、ただ自分が気になったところだけを読むというやり方で大丈夫です。是非スキミング、試してみてください!

 

 

今日はメンタリストDaigo著、「知識を操る超読書術」を書評しました。

自分が読みたい本を理解して、自分の力に変えてください!

 

追伸

この本を読む方へ

この本は良くも悪くも情報量が多いです。ですが、自分のできるところからやっていけば、本の理解度は上がるというのは私も実感しました。是非根気良く続けてみてください。

 

 

 

 

 

こんな感じで私は毎週日曜日の20:30に、読者の皆さんに価値提供できる本を選んで紹介しています。是非次回も見てください!

ご愛読ありがとうございました!

 

本の素晴らしさ

の素晴らしさについて考える。

どうもこんにちは、たつやです!

 

 

いきなりですが、本は何を読みますか?小説?実用書?それとも図鑑?

 

 

全く読まない、という人もいるかもしれませんね。もったいない!こんなに素晴らしいものなのに!

 

 

ちなみに全く読まないという人は、小説から読んでみることをお勧めします。小説は、読みやすいので、本を好きになるきっかけになってくれますからね。

 

 

私は月に10冊くらい読んでいるくらい実用書が好きです。

 

そんな実用書大好きマンな私が思う実用書の一番いいところは、著者の人生をたった数時間で学べることです。コスパ最強。

 

 

実用書は、著者が人生をかけて学んだことを書いてくれているのでたくさん学びがあります。人生を変えてくれる本に出会うのも、難しいことではありません。

 

 

だって何人分もの著者の人生を学べるんですよ?そりゃ人生変わりますよ。僕はまだ全く成功していませんが、これからそれを証明していきたいと思ってます。

 


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代弁くん

そんなこと言われてもどれから読めばいいかわかんないよ!

安心してください。そんな人生を変える本への出会いをサポートしたい、そのための本ブログです。

 

 

これから毎週日曜日20:30に本の紹介をアップします。人生を一緒に変えていきましょう!(これが言いたかった)

 

 

ご愛読ありがとうございました!

 

 

 

おまけ

僕は現在、日本1の書評ブロガーになることを目標に活動をしています。

そのためにはあなたの応援が不可欠です。是非読者登録を何卒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己紹介

初めまして!ブログ運営者のたつやです!

今回書評ブログをはじめましたので、簡単にプロフィールを書きます。

 

【プロフィール】

名前:たつや

年齢:19

職業:大学生兼ブロガー

趣味:読書、筋トレ

ブログを始めたきっかけ:大好きな本を紹介する場が欲しかったから。

目標:日本1の書評ブロガーになること。

 

プロフィールはこのくらいにして次はブログ投稿についてです。

 

【ブログ投稿について】

投稿内容:実用書メインで皆さんに価値提供ができる本を選んで紹介します。

投稿頻度:毎週日曜日20:30本の紹介を投稿、不定期で好きなことを投稿します。

 

これから日本1の書評ブロガーになるために日々精進します!

ご愛読ありがとうございました!