本の読み方を知っていますか?
どうもこんにちは、たつやです!
今日はメンタリストDaigo著「知識を操る超読書術」を要約、忖度なしレビューしていきます。ではいきましょう!
※この本は実用本の読み方が中心に書かれています。小説などの読み方も多少はありますが、実用本をより理解したい人向けだと思います。
読みたいところから読んでください。
この本の目次と超簡単な要約
第1章読書にまつわる3つのフェイク
速読、多読、選書のウソと、科学的な正しい方法
第2章読書の質を高める3つの準備
読書の7割は準備で決まる。具体的な読書の準備の方法
第3章理解力と記憶力を高める5つの読み方
難しい本でも読み直さなくて良くなる具体的な読み方のテクニック
第4章知識を自在に操る3つのアウトプット
人に説明する時、説得力を上げる方法。
(3つのアウトプットとありますが、私は2つのアウトプットと1つのインプットだと思います。)
この本の良い点
この本のいいところは、正しい本の読み方を網羅的に書いている点です。
この本に書いていることを実践できれば、本は理解できるようになります。
あと、途中で読むのに飽きちゃうことありませんか?
そんな時の原因別の対処法なども書いてあるのでその都度見直せばモチベーション低下を防ぐことができます。
この本の悪い点
この本の悪いところは、情報量が多すぎる点です。
網羅的に書いてあるだけしょうがないのですが、私はどれから実践すればいいの?と思ってしまいました。自分ができるなってところだけ使えばいいと思います。
第1章をピックアップ
目次で気になった方も多いのではないでしょうか。速読、多読、選書のウソ。
その中でも今回は速読のウソをピックアップして紹介しますね!
速読のウソ
誰しもが、「本を1冊1分で読めたらなぁ...」と考えたことがあるでしょう。
私もそうでした。読書好きな私からすれば、夢なような技術です。ですが、その夢はこの本に第1章から打ち砕かれました。。とてもがっかりしたのを今でも覚えています。
結論から言います。読むスピードを上げると、読んだ気になるだけで内容の理解度はむしろ下がる、と世界中の学者が証明しているらしいです。
なんてこった...ほんとうにがっかりですよね。
でも早く読める本ってありません?そこについてはどうなのDaigoさん。
Daigoさんは言っています。「早く読める本は、内容が簡単なだけ。」と。
簡単な本=すでに知っていること=読んでも意味ない。丸1日かけても読み切れないような本こそ真に自分のためになる本だ。と。
見事に全否定です。
さらにDaigoさんは追い打ちをかけてきます。
文章の読む速さは4分の3遺伝子で決まる。と。
ひどいですね。もう速読は諦めよう。と思いましたがここで科学的に正しい速読方法の登場です!
それは、スキミング=拾い読みです。文章を速く読むのではなく、読む箇所を減らす。
もちろん拾い読みということだけあってその本のすべてを理解するものではないです。
ただこの方法はあるメリットがあります。
それは、その本が読むべき本かを見分けられる点です。
これは結構すごいですよね!全部読まなくてもその本が自分に合う本なのかを見分けられるわけです。
また、自分の知りたい情報だけを知れるというメリットもあります。
では、そのスキミングの方法を具体的に紹介していきます!
スキミングの方法
①その本を読んで何を手に入れたいか考える。
手に入れたいことを明確にできれば、読む箇所は10分の1に減らせます。(本を読む前の準備は本書の第2章で詳しく書いてあります。)
②本の表紙をスキミング
本のタイトルは著者と出版社が知恵を絞って出した、本の内容を圧縮したものです。
タイトルとキャッチコピー、帯に書かれた紹介文をチェックすると、その本の伝えようとしているメインテーマをつかむことができます。
③目次をスキミング
目次には、本の構造や骨組みが書かれています。目次を拾い読みするだけで内容に対する理解度は上がります。
④気になった1つの章をスキミング
最後に自分の気になった章をスキミングします。第1章から読む必要はありません。気になったのなら、最後の章から読むのも全然アリです。
スキミングは難しい技術のように感じますが、是非読書初心者の人にこそやっていただきたい。初心者の人ほど全部読もうとしてしまうので、本を読むのに飽きてしまうのです。
拾い読みの仕方は、ただ自分が気になったところだけを読むというやり方で大丈夫です。是非スキミング、試してみてください!
今日はメンタリストDaigo著、「知識を操る超読書術」を書評しました。
自分が読みたい本を理解して、自分の力に変えてください!
追伸
この本を読む方へ
この本は良くも悪くも情報量が多いです。ですが、自分のできるところからやっていけば、本の理解度は上がるというのは私も実感しました。是非根気良く続けてみてください。
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こんな感じで私は毎週日曜日の20:30に、読者の皆さんに価値提供できる本を選んで紹介しています。是非次回も見てください!
ご愛読ありがとうございました!